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java.lang.* パッケージと
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ProcessBuilder クラスでは、Runtime.exec よりも簡単にサブプロセスを呼び出すことができます。実際、ProcessBuilder を使用すると、変更されたプロセス環境 (つまり、親のプロセス環境をベースにしてわずかに変更を加えた環境) でサブプロセスを開始することが簡単になりました。
java.lang.Thread クラスには、次の拡張機能が追加されました。
   Thread.State enum クラスと新しい getState() API が用意されました。
Thread クラスの getStackTrace および getAllStackTraces メソッド。プログラミングにより、1 スレッドまたはすべてのスレッドのスタックトレースを取得できます。
uncaughtExceptionHandler 機構が、 Thread クラスを介して直接利用できるようになった
sleep() メソッドの新しい形式により、1 ミリ秒未満のスリープ時間が可能になった 
   java.lang.instrument パッケージでは、メソッドのバイトコードを実行時に変更することで Java プログラミングエージェントが仮想マシン上で実行されるプログラムを組み込むことを可能にするサービスを提供します。
Formatter クラスでは、レイアウトの調整および位置ぞろえ、数値、文字列、および日付と時刻のデータの一般的な書式、さらにはロケール固有の出力について、サポートしています。byte、java.math.BigDecimal、java.util.Calendar などの一般的な Java の型をサポートします。任意のユーザー型に対する限定的な書式のカスタマイズについては、java.util.Formattable インタフェースを使用します。
- Scanner - 
java.util.Scanner クラスは、テキストをプリミティブ型または String 型に変換します。 このクラスは java.util.regex パッケージを基にしているため、ストリーム、ファイルデータ、文字列、または Readable インタフェースの実装者に対する正規表現ベースの検索を実行する方法も用意されています。
 - Collections Framework の拡張機能 - Collections Framework には多くの拡張機能があります。
 split メソッドが新しく追加されました。さらに、subSequence メソッドが追加された (String が実装するようになった CharSequence インタフェースで必要)。matches、replaceAll、および replaceFirst という 3 つのメソッドが追加された。
subSequence メソッドが追加されました (StringBuffer が実装するようになった CharSequence インタフェースで必要)。
interrupt メソッドが、チャネル入出力操作でブロックされるスレッドに割り込めるように改訂されました。
java.util.prefs パッケージが実装する Preferences API を使用すれば、ユーザーおよびシステムの設定および構成データを、アプリケーションから格納および取得することができます。このデータは、実装ごとに異なるバッキングストアに持続的に保存されます。Preferences API は、java.util.Properties クラスの使用頻度の高いプロパティーを置き換える目的で設計されており、軽量さを維持しながら、さまざまな点を訂正しています。
java.lang.StrictMath - java.lang.StrictMath クラスの API は、従来の java.lang.Math クラスの API と同じです。 java.lang.Math クラスは、以前のバージョンの Java プラットフォームから存在しています。ただし、Math クラスと異なり、StrictMath クラスは、すべての実装でビットごとの再現可能な結果を返すように定義されています。
java.lang.Math - クラス java.lang.Math は、クラス StrictMath と同じ API のセットを提供します。ただし、クラス StrictMath の一部の数値関数とは違って、クラス Math の等価な関数のすべての実装は、ビット単位まで同じ結果を返すようには定義されておらず、特定の制約内で結果が異なることがあります。このため、厳密な再現性が要求されない実装においてパフォーマンスの向上が可能になります。
  Countdown.java は、Timer API を使用した簡単なデモアプリケーションです。
java.lang.Runtime には、3 つのメソッドが追加され、この機能に対して移植性のある簡単なインタフェースが提供されます。新しいメソッドは次の 3 つです。
  
また、Runtime.exit メソッドも改訂されました。詳細は、「シャットダウンフック API の設計」を参照してください。
java.util.zip および java.util.jar クラスの API が拡張され、次のモードが追加されました。
  java.util.zip.OPEN_READ
java.util.zip.OPEN_DELETE
java.util.zip.ZipFile(File file, int mode)
java.util.jar.JarFile(File file, boolean verify, int mode)
  JarURLConnection を開くたびに、Jar ファイルの日付を保持する一時ローカルファイルが作成され、JarFile オブジェクトがその一時ファイルの先頭に作成されます。このとき、各一時ファイル上で開いているファイルハンドルおよび記述子が閉じなかったため、サーバーアプリケーションを長時間実行している場合は、一時ファイルによってディスク容量がすぐにいっぱいになる可能性があります。この新しい API では、Zip ファイルおよび Jar ファイルを開くときに、新しい delete-on-close モードを使用できるので、この問題を解決することができます。
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