java.awt.geom
クラス Rectangle2D.Float

java.lang.Object
  java.awt.geom.RectangularShape
      java.awt.geom.Rectangle2D
          java.awt.geom.Rectangle2D.Float

すべての実装されたインタフェース:

Shape, Serializable, Cloneable

含まれているクラス:

Rectangle2D

public static class Rectangle2D.Float
extends Rectangle2D
implements Serializable

Float クラスは、float 座標で指定される矩形を定義します。

導入されたバージョン:

1.2

関連項目:

直列化された形式

入れ子のクラスの概要

クラス java.awt.geom.Rectangle2D から継承された入れ子のクラス/インタフェース

Rectangle2D.Double, Rectangle2D.Float

フィールドの概要

float	height この Rectangle2D の高さです。
float	width この Rectangle2D の幅です。
float	x この Rectangle2D の X 座標です。
float	y この Rectangle2D の Y 座標です。

クラス java.awt.geom.Rectangle2D から継承されたフィールド

OUT_BOTTOM, OUT_LEFT, OUT_RIGHT, OUT_TOP

コンストラクタの概要

Rectangle2D.Float()
新しい Rectangle2D を構築し、位置 (0.0, 0.0) およびサイズ (0.0, 0.0) に初期化します。

Rectangle2D.Float(float x, float y, float w, float h)
指定された float 型の座標から Rectangle2D を構築および初期化します。

メソッドの概要

Rectangle2D	createIntersection(Rectangle2D r) この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の共通部分を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。
Rectangle2D	createUnion(Rectangle2D r) この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の和集合を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。
Rectangle2D	getBounds2D() 高精度で getBounds メソッドより精密な、Shape のバウンディングボックスを返します。
double	getHeight() 表示枠矩形の高さを double 精度で返します。
double	getWidth() 表示枠矩形の幅を double 精度で返します。
double	getX() 表示枠矩形の左上隅の X 座標を double 精度で返します。
double	getY() 表示枠矩形の左上隅の Y 座標を double 精度で返します。
boolean	isEmpty() RectangularShape が空かどうかを判定します。
int	outcode(double x, double y) この Rectangle2D を基準に、指定された座標のある場所を判定します。
void	setRect(double x, double y, double w, double h) この Rectangle2D の位置およびサイズを、指定された double 型の値に設定します。
void	setRect(float x, float y, float w, float h) この Rectangle2D の位置およびサイズを、指定された float 型の値に設定します。
void	setRect(Rectangle2D r) この Rectangle2D を、指定された Rectangle2D と同じになるように設定します。
String	toString() この Rectangle2D の String 表現を返します。

クラス java.awt.geom.Rectangle2D から継承されたメソッド

add, add, add, contains, contains, equals, getPathIterator, getPathIterator, hashCode, intersect, intersects, intersectsLine, intersectsLine, outcode, setFrame, union

クラス java.awt.geom.RectangularShape から継承されたメソッド

clone, contains, contains, getBounds, getCenterX, getCenterY, getFrame, getMaxX, getMaxY, getMinX, getMinY, intersects, setFrame, setFrame, setFrameFromCenter, setFrameFromCenter, setFrameFromDiagonal, setFrameFromDiagonal

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait

フィールドの詳細

x

public float x

この Rectangle2D の X 座標です。

導入されたバージョン:

1.2

y

public float y

この Rectangle2D の Y 座標です。

導入されたバージョン:

1.2

width

public float width

この Rectangle2D の幅です。

導入されたバージョン:

1.2

height

public float height

この Rectangle2D の高さです。

導入されたバージョン:

1.2

コンストラクタの詳細

Rectangle2D.Float

public Rectangle2D.Float()

新しい Rectangle2D を構築し、位置 (0.0, 0.0) およびサイズ (0.0, 0.0) に初期化します。

導入されたバージョン:

1.2

Rectangle2D.Float

public Rectangle2D.Float(float x,
                         float y,
                         float w,
                         float h)

指定された float 型の座標から Rectangle2D を構築および初期化します。

パラメータ:

x - 新しく構築される Rectangle2D の 左上隅の X 座標

y - 新しく構築される Rectangle2D の 左上隅の Y 座標

w - 新しく構築される Rectangle2D の 幅

h - 新しく構築される Rectangle2D の 高さ

導入されたバージョン:

1.2

メソッドの詳細

getX

public double getX()

表示枠矩形の左上隅の X 座標を double 精度で返します。

定義:

クラス RectangularShape 内の getX

戻り値:

表示枠矩形の 左上隅の X 座標

導入されたバージョン:

1.2

getY

public double getY()

表示枠矩形の左上隅の Y 座標を double 精度で返します。

定義:

クラス RectangularShape 内の getY

戻り値:

表示枠矩形の 左上隅の Y 座標

導入されたバージョン:

1.2

getWidth

public double getWidth()

表示枠矩形の幅を double 精度で返します。

定義:

クラス RectangularShape 内の getWidth

戻り値:

表示枠矩形の幅

導入されたバージョン:

1.2

getHeight

public double getHeight()

表示枠矩形の高さを double 精度で返します。

定義:

クラス RectangularShape 内の getHeight

戻り値:

表示枠矩形の高さ

導入されたバージョン:

1.2

isEmpty

public boolean isEmpty()

RectangularShape が空かどうかを判定します。空の場合は、RectangularShape に領域はありません。

定義:

クラス RectangularShape 内の isEmpty

戻り値:

RectangularShape が空である場合は true、 そうでない場合は false

導入されたバージョン:

1.2

setRect

public void setRect(float x,
                    float y,
                    float w,
                    float h)

この Rectangle2D の位置およびサイズを、指定された float 型の値に設定します。

パラメータ:

x - この Rectangle2D の 左上隅の X 座標

y - この Rectangle2D の 左上隅の Y 座標

w - この Rectangle2D の幅

h - この Rectangle2D の高さ

導入されたバージョン:

1.2

setRect

public void setRect(double x,
                    double y,
                    double w,
                    double h)

この Rectangle2D の位置およびサイズを、指定された double 型の値に設定します。

定義:

クラス Rectangle2D 内の setRect

パラメータ:

x - この Rectangle2D の 左上隅の X 座標

y - この Rectangle2D の 左上隅の Y 座標

w - この Rectangle2D の幅

h - この Rectangle2D の高さ

導入されたバージョン:

1.2

setRect

public void setRect(Rectangle2D r)

この Rectangle2D を、指定された Rectangle2D と同じになるように設定します。

オーバーライド:

クラス Rectangle2D 内の setRect

パラメータ:

r - 指定された Rectangle2D

導入されたバージョン:

1.2

outcode

public int outcode(double x,
                   double y)

この Rectangle2D を基準に、指定された座標のある場所を判定します。このメソッドは、この Rectangle2D の各辺について、指定された座標がこの Rectangle2D のほかの辺と同じサイドにあるかどうかを示す適切なマスク値の 2 項論理和を計算します。

定義:

クラス Rectangle2D 内の outcode

パラメータ:

x - 指定された X 座標

y - 指定された Y 座標

戻り値:

すべての適切な OUT コードの論理和

導入されたバージョン:

1.2

関連項目:

Rectangle2D.OUT_LEFT, Rectangle2D.OUT_TOP, Rectangle2D.OUT_RIGHT, Rectangle2D.OUT_BOTTOM

getBounds2D

public Rectangle2D getBounds2D()

高精度で getBounds メソッドより精密な、Shape のバウンディングボックスを返します。返された Rectangle2D が Shape を囲む最小のバウンディングボックスであるとは限りません。 示された Rectangle2D 内に Shape が完全に収まるというだけです。戻り値を、倍精度値を使用して寸法を格納する Rectangle2D のインスタンスにすることもできるため、このメソッドによって返されるバウンディングボックスは、通常、getBounds メソッドによって返されるバウンディングボックスよりもぴったりしたものになり、オーバーフローのために失敗することはありません。

定義:

インタフェース Shape 内の getBounds2D

オーバーライド:

クラス Rectangle2D 内の getBounds2D

戻り値:

Shape の高精度バウンディングボックスを表す Rectangle2D のインスタンス

導入されたバージョン:

1.2

関連項目:

Shape.getBounds()

createIntersection

public Rectangle2D createIntersection(Rectangle2D r)

この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の共通部分を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。

定義:

クラス Rectangle2D 内の createIntersection

パラメータ:

r - この Rectangle と重なり合う Rectangle2D

戻り値:

指定された Rectangle2D と この Rectangle2D の両方に含まれる 最大の Rectangle2D

導入されたバージョン:

1.2

createUnion

public Rectangle2D createUnion(Rectangle2D r)

この Rectangle2D と指定された Rectangle2D の和集合を表す新しい Rectangle2D オブジェクトを返します。

定義:

クラス Rectangle2D 内の createUnion

パラメータ:

r - この Rectangle と結合される Rectangle2D

戻り値:

指定された Rectangle2D と この Rectangle2D の両方を含む 最小の Rectangle2D

導入されたバージョン:

1.2

toString

public String toString()

この Rectangle2D の String 表現を返します。

オーバーライド:

クラス Object 内の toString

戻り値:

この Rectangle2D を表す String

導入されたバージョン:

1.2