Dispatch (Java Platform SE 6)

メソッドの概要
`T`	`invoke(T msg)` サービス操作を同期的に呼び出します。
`Response<T>`	`invokeAsync(T msg)` サービス操作を非同期的に呼び出します。
`Future<?>`	`invokeAsync(T msg, AsyncHandler<T> handler)` サービス操作を非同期的に呼び出します。
`void`	`invokeOneWay(T msg)` 一方向対話モードを使用してサービス操作を呼び出します。

インタフェース javax.xml.ws.BindingProvider から継承されたメソッド
`getBinding, getRequestContext, getResponseContext`

メソッドの詳細

invoke

T invoke(T msg)

サービス操作を同期的に呼び出します。クライアントは、使用しているプロトコルバインディングの要件に従って、整列化時に msg オブジェクトが形成されることを保証します。

パラメータ:: msg - 操作を呼び出すために使用されるメッセージまたはメッセージのペイロードを形成するオブジェクト
戻り値:: 操作の呼び出しに対する応答メッセージまたはメッセージペイロード
例外:: WebServiceException - サービスとの通信中に障害が発生した場合; WebServiceException - Dispatch インスタンスの設定にエラーがあった場合

invokeAsync

Response<T> invokeAsync(T msg)

サービス操作を非同期的に呼び出します。このメソッドは、操作呼び出しに対する応答を待つことなく返し、操作の結果は戻り値の Response をポーリングすることによって取得されます。クライアントは、使用しているプロトコルバインディングの要件に従って、整列化時に msg オブジェクトが形成されることを保証します。

パラメータ:: msg - 操作を呼び出すために使用されるメッセージまたはメッセージのペイロードを形成するオブジェクト
戻り値:: 操作の呼び出しに対する応答メッセージまたはメッセージペイロード
例外:: WebServiceException - Dispatch インスタンスの設定にエラーがあった場合

invokeAsync

Future<?> invokeAsync(T msg,
                      AsyncHandler<T> handler)

サービス操作を非同期的に呼び出します。このメソッドは、操作呼び出しに対する応答を待つことなく返し、操作の結果はハンドラを渡すことによってクライアントに通知されます。クライアントは、使用しているプロトコルバインディングの要件に従って、整列化時に msg オブジェクトが形成されることを保証します。

パラメータ:: msg - 操作を呼び出すために使用されるメッセージまたはメッセージのペイロードを形成するオブジェクト; handler - 操作の呼び出しに対する応答を受け取るハンドラオブジェクト
戻り値:: 操作呼び出しのステータスをチェックするために使用される可能性がある Future オブジェクト。このオブジェクトは、操作の結果の取得を試みるために使用してはならない。Future.get() から返されるオブジェクトは実装依存であり、これの使用は移植性のない動作の原因となる
例外:: WebServiceException - Dispatch インスタンスの設定にエラーがあった場合

invokeOneWay

void invokeOneWay(T msg)

一方向対話モードを使用してサービス操作を呼び出します。操作の呼び出しは、論理的に非ブロッキングであり、基盤プロトコルの機能によって左右され、結果が返されません。使用するプロトコルが SOAP/HTTP の場合、HTTP 応答コードの受信が完了するまでこのメソッドはブロックする必要があり、そうならない場合、エラーが発生します。クライアントは、使用しているプロトコルバインディングの要件に従って、整列化時に msg オブジェクトが形成されることを保証します。